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2013/02/14

お酒と車は仲良し?

「お酒」
大多数の方は飲むと思いますが
飲まない方は奇特な位少数派で
少ないんじゃないかと思う笑
それは何を隠そう、私です(奇特)

とかく酒と車は、水と油のような関係
酒を飲んだら、車は運転できません
無類の車好きの私は、車の運転ができなくなることが
我慢なりません
というか自分の身体コントロールが効かなくなる方向の
飲み物は、あえて飲みたくないですね
(あ~あ言っちゃった)

とは言っても、よく考えると
酒と車は存在が似ているところがあると思う
それは・・

・酒も車も、ドメスティック(国産)
日本の酒も車も、かなりの比率で国産を守っています
ちまたで流行りのMade in 新興国もここではどこ吹く風

・酒も車も、税収がすごい
酒税も、自動車関係の税金も、高いです
これは、国を支えている

・酒や車は、免許や障壁で守られている
酒を造るのは免許が必要で、限られた業者しか作れません
自動車も同じく、限られたメーカしか作れないようになっています

・酒や車は、どちらもインテグラル型
その辺で売ってる部品や原料を組み合わせれば
誰でも造れるといったコモディティ商品ではありません
酒蔵の醸造酒は、長い間培ってきた独自の奥深い製法があって
簡単に同じものを作れるわけではない

・清酒もスポーツカーも、生きるために必須のものじゃない
どちらも嗜好品です
高級、高性能で、数も少なく価格は高いが
好きな人に愛されるという両者は似ています

・個々の酒蔵は、さながらカスタムカーショップ
その酒、その車に手間暇金をかけて魅力あるものに仕立てるサマは、どちらもその世界の同じ存在位置にいるように思います

・酒も車も、年代物の希少価値がある
どちらも新しければ良いというものではなく
ビンテージが好まれる世界もある

・軽自動車は、缶ビール
最近手軽な軽自動車、缶ビールが伸びているサマは
存在が似ています
(缶ビールはここの資料3頁目を参照)

また、こじつけだけど販売推移のグラフも似てるんだ笑↓

車も酒も、1995年のWindows95の登場(IT娯楽時代の幕開け)
から販売、数量を落としている

2000年以降のスポーツカー衰退に合わせて
似たような存在の清酒も数量を落としている

2000年以降の廉価コンパクトカーの人気に合わせて
安い発泡酒の販売が伸びた

酒も車も、どちらもいまいち国内販売回復の
これといった手立てが見つかっていない

・・てな感じで、この両者、なんとなく似てるでしょう?

逆に両者の違いと言ったら
自動車メーカは技術革新、イノベーションの賜物のような存在で
変化なくして成長は有り得ぬみたいに語られるけど
酒、人気長寿製品、キリンの生とか?、酒蔵の醸造酒というのは
逆に変化があってはだめと思うんだ
伝統を大事にして、その造り方を受け継ぎ、連綿と続けていく
ここが車と酒、同じ製造業でも世界が正反対だと思うんだな

とは言っても、もしかすると清酒の世界も復活するためには
伝統一辺倒ではなく、何か変化も必要なのかもしれない

自動車も、先端技術一辺倒ではなく、何か人の信頼を築く
伝統のようなものづくりが求められるのかもしれない

ここは一つ、お互い歩み寄って、相手の良い部分を参考にすると
何か復活のヒントがみつかるかも・・しれませんね

1998年から15年間モデルチェンジせずに
それでもマニアを惹きつけているジムニーは笑
何か伝統的要素を持っているのか?
古風でピュアなスポーツ、純粋な味を保っているのか?
さながらジムニーは、純米酒のような存在でしょうか笑

余談で、上記で車は生きるために必須のものではない
というようなことを書きましたが、誤解しないよう
こんなことはあまり言いたくないけど
車は何か大災害が起こった時、人を助けます

キャンピングカーも普段はレジャー用途でも
いざという時は動く避難場所、就寝場所として使えます

ガソリンも、車にいっぱい蓄えておくことができれば
こういうことが起こった時に非常燃料として利用することができます

だから車バイクを悪の権化だみたく責めないでね笑

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