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2012/10/02

電気自動車に喝!

月曜は業界団体の定期会合で東京へ
私の苦手なものは「公共交通機関と都会」
電車と人混みは慣れてないので疲れます
でもまあ、都会は活気があるのう

渋谷駅でホンダのバイクの大きな広告があった
Take it eazyにかけてるのか、シャレだな笑
気楽に大型ミドルバイクに乗ろうってか
電車の駅でのバイクの広告が意外性あっていいかも

でもね、だからといってITに対して人気を取れるかというとだ
少々厳しいと思う
大型二輪は免許が必要だ

スマートフォンは免許なんていらない
ほぼ全対象人口、100%が対象だ
老いも若きも、男性も女性も
電車の中はみんなシュッシュッスマートフォンをいじっている
市場規模が違うというか、ITに勝とうなんて思わない方がいい
生半可な淡い期待は無用だ

人気あるものは、膨れてしぼむ
ブーム(流行)がその典型的な例だが
ものづくりの世界も同様だ
日本がブームを作った半導体、テレビ、太陽電池は
みんな利益的にしぼむ段階に入った

そんななか車の世界、ハイブリッドカーは
長く日本の利益で持った方だろう

だが今月号のCARトップを読むと
トヨタのハイブリッドに関する特許(9400件!)が
2012年末から有効期間が切れ始めるそうだ
となるとハイブリッドカーも安泰ではない

特許の有効期間は20年
1992年頃から取得し始めた計算だね
ということはトヨタのハイブリッドカーは
16年間は鳴かず飛ばずで
タイムリミット的に

今日の未来世紀ジパングでは
電気自動車特集やっていたけど
電気自動車は簡単だから(誰でも作れ)
最初からアドバンテージが生まれないとも言われている

電気自動車
個人的には、毛嫌いするつもりはないが
国から補助金もらわないようになったら一人前と認める
願わくば自動車メーカも
「補助金に頼らずとも買いやすい価格を実現した」
位の意気込みを見せてほしい

今日はちょっと電気自動車のためにあえてダメ出しするよ
ロボットの第一人者、千葉工業大学
未来ロボット技術研究センターの古田貴之氏この記事
欠点を見つけるためには
「褒めてくれる人より、ダメ出ししてくれる人のほうが
100倍ありがたいんです」と言っているので

いやもう金がなくて四苦八苦している国から
1台70万円ももらうことを、誰一人として否定しないことが
不思議に思っている
自動車ジャーナリストの方含めて

冗談話をすると、じゃあ日本の乗用車保有台数6千万台
全部いっぺんに電気自動車にしたら
6千万台×70万円で、えーと42兆円の補助金必要だよ
てことは国の収入が0円になって破綻するじゃないか
みんなが汗水垂らして払った所得税や法人税や消費税が
全部電気自動車買った人に行っちゃうんだよ

もしくは1台70万円という価格は
たぶんサラリーマンの高給取りの人が
1年間に払う所得税位の額だよ
1年間四苦八苦して払った税金が
電気自動車買った人のところに全部行っちゃうんだよ

て計算すると、恐い気がするんだけどな

だから早く一人前になってほしい
パイクスピークのレースでは
電気自動車レーサーがすこぶる速くなって
面白くなってきてるし

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