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2012/04/27

2種類のガソリンの功罪

昨日のブログでaoiさんからも参考意見もらいましたけど
けっこうハイオクとレギュラーの議論て大きく白熱するんだね
例えばハイオク仕様のレンタカーにハイオクを入れて返すか、レギュラーを入れて返すか
借りる人もそうだし店の人でさえもみんな意見がまちまちです
個人的にはあまりハイオク仕様の車に関わったことがないので
(高級車に乗ったことがない笑)
ちょっと他人事でした

結局ハイオク買ったのにレギュラー入って調子悪くなっても
成分が見えないもんだから店に文句言ったとしても泣き寝入りになってしまう

試しにオクタン価計る持ち運べる分析器ってあるのかと思ってググったら

ここまではいらないけど、そうだな
車は普通の走りでノッキング起きるとノックセンサーが働いて補正する位だから
ある程度オクタン価は分かっているのだろう
逆算して推定オクタン価でも構わないのでメーターに表示すべきなんじゃないか
そうやって厳しく監視すれば、出来心で悪いこともできなくなると思う

最近のおとなしい車はあまり関係ないかもしれないが
昔のね、R32GTRのフル改造車でCPUの点火マップとか燃調とかギリギリまで
追い込んだ数百馬力の車だとほんと洒落ならないからね

ZX-12R等の輸出を前提とした車種は
まあ確かにかなりの馬力を出してるんだけど
輸出後転売されてどこの国に巡り巡っていくか分からないので
ハイオクなんかない粗悪なガソリンの途上国にいくことも考えられるし
そこに行く度に壊れてたら話にならないので
少しオクタン価には余裕を持って設計されている・・というようなことを
昔何かで読んだ気がする
ハヤブサもカナダ仕様だとレギュラーでもOKとか、扱いが一定しないようです

まあガソリンスタンドもかわいそうだよね
最近は国もエコカーだエコカーだってエコカーばかりエコひいきして
ガソリン売る事業者のこと考えてないもんな
いわゆる今後斜陽の一途で、将来性のない業界、とされちゃってるんだもの
いざ自分がその関係の仕事だったら、気持ちが暗くなってしまう

ガソリンも結局レギュラーとハイオクの2種類しかないから
どこのメーカも、今にして思えばなぜか
だから製品の付加価値による利益の追求ってできないよね
エンジンオイルだったらそれはもういろいろな種類があって
性能の本当にいいものはとっても高い価格設定ができて利潤も追求できるのに
ガソリンはどうしても価格破壊競争になって
1リッターあたりカツカツの利益なんでしょう
なんかすんげえ高級なガソリンがあってもいいのにね笑

まあ今後だんだん電気自動車の比率が高まっていくんだと思うけど
電気スタンドってある意味オンラインなんだよね
高出力に対応できる電線がつながってないと運営できない
よっぽどガソリンの方がオフラインで地方の奥地のスタンドなどは対応しやすい
オフラインの携帯電話から電線電話に戻るような格好だ

逆に車に接続して充電する規格は日本のチャデモとか
欧米は別の規格を擁するとかまた規格の戦いになってるけど
これはひょっとすると意外に早く非接触給電が実用化されて
接続規格なんてのは無意味な戦いに終わるかもね
なんたってIHIは異業種の三井ホームとも手を組んで頑張ってるのだ
やれそうでなかなかできない異業種協業にチャレンジしている

余談でガソリン車もガソリン以外の媒体で高性能にするなんて手もあるけどね
私はV-MAX乗ってたから知ってるけど
暴れ馬V-MAX得意のニトロキット笑
ニトロボンベから高濃度の酸素をエンジンに送り込んで馬力を上げる
このV-MAXの方はかなり気合が入ってる
ニトロについての説明は、ここの方の説明がよく分かります、へえ(貴重)
このMadMax2の映像でも冒頭にニトロ映像が出てきます笑
昔はこんなんばっかだったな

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