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2012/03/24

水物はある意味大事

最近世の中の値崩れが激しいが

昭和時代の14インチブラウン管テレビのような価格になったり

2GbitのDRAMが1個60円位という
コンビニのおにぎりの半値位の価格になったり

つまるところモノがダブついてるから
このような価格になるんですね
それでも売らなきゃならないから
スーパーの閉店間際の弁当のように、半額にしてでも売り切る状態

大量販売の常で、どこのを買っても一緒、だと
価格競争の消耗戦に陥りやすい

それを業者間で示し合わせて値段を下げないようにすると
カルテルで課徴金ものすごく取られるハメになるが
商品の魅力で値段を落ちないようにしたり
生産調整して品薄状態による価格維持をする分にはおとがめはない
まさにここで言うポルシェの戦法なんだけど

まだ車は製造者が限られるので
テレビのような価格破壊は起きてないけど
電気自動車になると突如ものすごい数の
原付モーターバイクのメーカが出てきたように
競争が激しくなって、テレビの二の舞になるかもしれない
内燃機関でなくモーターだと、誰でも作りやすいのだ

車も何万台も全部一緒、だと商品の魅力は薄れる
極論言うと1台1台全部仕様が違って
唯一無二で他では買えない、となると
代替品はない、価格や価値は維持される

その戦法の一つが「コンプリートカー」であって
そのショップオリジナル、その人オリジナルの仕様で
希少性が高く、価格には変えられない

手前みそだが私のジムニーも新車で買う時全部パーツを指定し
自分だけの仕様にした

1台1台シリアルNoが付いて全部仕様が違う
世の中に2台と同じバイクがない
中古ベースで価格は皆300万円級という四輪も真っ青の価格だが
内容を見るとそれだけの価値はあると思う
大量生産、低コストとは全く違う、職人の伝統技能的な世界だ
そこに価値がある

そこまではいかなくても
車の世界も技術が発達したのだから
もう少しバラエティに富んだ仕様を出すのもいいと思う
その一つが車の色
あまり他にない色
塗装でそれを実現するのは大変かもしれないけど
最近はラッピング技術が発達している
このように黒の車を真っ白にすることだってできてしまう↓
わりとラフに貼って、そこから修正できるんだね・・
普通のカッティングシートだと一度付いちゃうと
絶対剥がれないもんな笑

まあまだ耐久性がどの位かよく分からないけど
そうやって希少な色を限定何台とか、オプションで選べるようにしたり
するのも面白いかも
飽きたら剥がして別の色も楽しめるという利点もある
一粒で二度おいしいグリコキャラメルみたいだ笑

このように様々な仕様があってロングテール的な扱いになっても
今はインターネットがあるから紹介するには不自由はしないし
うお、この限定1台の仕様かっこいいな~よし買いに行こう、となる

そういうなんだろう、「時価」的な利益を駆使するといいのかもしれない

不動産の土地の値段だってあれは人の顔色見て決めてる
希少な土地で高くても売れそうなら値段は釣り上がる

ゴルフだって平日やると安いが
土日になるとプレー代がものすごく高くなる笑
物理的には何も変わらないのに、人の顔色見てるゆえんだ

飛行機や自動車フェリーの料金も
素でチケット取るとけっこうするが
いざパックとかの団体料金になるとえらい安いよね
この原価構造はどうなってんだ?みたいな

車や電化製品も、製造原価がどうので利益を薄く乗せて
とかだけじゃなくて、いかにそれにプラス、ユーザの満足する
サービス、利益、付加価値をお互い満足、合意するところで乗せられるか
てとこだろうか

まあ口で言うだけなら簡単か笑

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