ページ

2012/02/15

新しい価値観か、古い土地勘か、素朴な既視感か

ITは仕事にも革命を起こしたけど

学生も飛躍的に勉強しやすくなったと思う
なんせインターネットがあれば
家に図書館が一棟あるようなものだよね
検索で何でも調べて、資料を閲覧することができる
だから昨今の子は勉強がすごくはかどるだろう
(なんか自分が昔勉強しなかった言い訳にしてる?笑)

勉強のみならず
買い物でも何でも家にいながらインターネットでできて
街が一個自分の家にあるようなものだよね
その中をインターネット・サーフィンするとはよくできた言葉だ
言い換えると仮想の街をドライブしているとも言える
まさに仮想の街と同化したシンクロ・シティ

ITの普及によって本物の車やバイクに乗らなくなった若者は
偶然にもインターネットの中をドライブしているのかもしれない
その偶然の一致を、似たような言葉でシンクロニシティと言う

余談だがSynchronicityと言えば、我々の世代は
The PoliceのSynchronicity(1983)
なつかしい

今後もう一度アナクロな本物の車バイクを復活させるためには
このITに迎合していったらよいのか、それとも反目していった方がいいのか
それは分からない
ITは敵なのか、味方なのか

例えばITツールとも言えるカーナビは、車に大変便利なものとして大普及したが
反面地図が読めない女性ならぬ男性までもが増えようとしている
新人の営業マンが営業車に乗ると「カーナビがないと客先に行けない」という
ジョークのような言葉が、マジでそうだったりする

まあ世の中何でもそうだけど
敵か味方か分からないものはある
カメラメーカも互換レンズメーカを見て見ぬふりして共に市場を盛り上げたり
時には反目して訴訟したり
(てめカメラ本体も出しやがって笑 しかもガチ競合の高級機)

自動車メーカも時として競合同士で提携するし
正直トヨタとBMWの提携には驚いた

自動車メーカと、チューニング・アフターパーツメーカもそうだ
同じ自動車業界にいながら、我々が若い頃は水と油の関係だった
社外パーツを付けた車は即ディーラーに入れなくなったものだ
それが今や、知り合いの日産のディーラーでAZ-1のフジツボ製マフラー
買える位に業界は打ち解けた
お互い手を組んででも業界を盛り上げないとやばいだろう
そういう雰囲気に時代が変わってきた気がする

いや、そもそもそういう敵か味方かなどと線引きする考えは古いのかもしれない
IT側は黎明期から車をライバル視したこともなければ
世の中の様々なものと共存共栄するんだという道を歩み
結果的にそれが現実となっている
思っていたことが自然とそうなった・・ITから見たらただそれだけのことなのかも

0 件のコメント:

コメントを投稿