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2011/12/28

大量生産から新生・少量多品種の時代へ

昨日のブログの続きになるが
アウトソーシング・デザインカーの話
ある意味自動車メーカは一眼レフデジカメのカメラボディにあたる
自動車の骨格まで提供し、レンズにあたるボディパネルは3rd Party品を使う

昔ボディパネルをユーザが変更した例として
日産180SX(昔オーナーでした)のフロントセクションをゴッソリ姉妹車の
シルビアのものに交換するのが流行った
シルビアとワンエイティを合わせて俗称「シルエイティ」と呼ばれていた
1990年代の話

これか、シルエイティのウィキペディアがある笑
っていうか、「シルエイティ」って日産が商標登録してるの!?
・・ほ、ほんとだ笑↓
へぇ(何のために笑)
マジで新車で出そうと思ってたのかな?

その他
AZ-1のサブロー号だってそうだし
RE雨宮が作成したこの度肝を抜くAZ-1もボディ造作で楽しんでるし

オーテック・ザガート・ステルビオもベースはレパードだし

アストンマーチンのシグネットも、元はトヨタのiQだし

ゼファーベースのZ2やZ1000MKⅡもボディを変更して楽しんでる

自動車も年配の人向けにハコスカみたいなデザインの新車があっても
構わない(窓を立った骨格の車が必要かな?)

こういう車のフェンダー等のボディパネルは
取付位置がメーカごとに規格化されてて
一眼レフデジカメレンズのニコン・Fマウントのように
例えば日産のコンパクトカークラスの骨格に全て合うとかにすると
顧客の囲い込みになる
私ももうニコン用のレンズこれだけ買い揃えると
ニコン製以外のカメラ買えないもの

メーカは骨格までの車はそんなにひんぱんに新型を作らなくても大丈夫だ
ゆえに車種数やモデルチェンジを抑えることができ、コストが浮いて
1台あたりの骨格カーの価格を下げることもできる
たとえボディパネルが手作りだとしても、トータルそんな高くならないようにしたい
また相当気に入ったデザインで、その車の骨格やエンジンがヘタってきたら
ボディパネルは再度利用して、中の骨格カーだけ新しくするユーザも出てくるのでは

このようにボディデザインは多種多様な世界を創出する
あえてこの時代「大量生産」ではなくて「少量多品種」の世界を突き進んでみる
昔の非効率な少量多品種ではない
大手自動車メーカは骨格カーの車種もモデルチェンジも抑えて
むしろ低コストで大量生産できる
種々のボディパネルは比較的小さな町工場、カロッツェリアが作るから
彼らにとってみれば各々それ程少ないものではない
メーカ公認のカスタム・カーとなれば、むしろ彼らも大量生産できる

という、ある意味いいことづくめのような気もするが?笑

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