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2011/07/13

F1における第3の選択

火曜は勤め先の業界団体の会合で東京へ
みなあれこれ日本の経済復興策を考えてるのだ
電力と同じように明確な解が見えてこないのだけど
だからといって立ち止まるわけにはいかない

日本企業の決算はだいたい4~3月で
6月に決算報告の株主総会やって
その後株主に配当金が出て
とりあえず1年の1サイクル完了

株の売買取引額はすごくて
例えば東証の取引額は
1日平均650億円、年間の取引額が16兆円という世界だ

個人的には株は元本保証のないギャンブルだと思ってる
(純粋に愛社精神で自社株持ってる人もいるけどね)
例えば9ヶ月前に東京電力の株を2500万円分買ったとしたら
いまその価値は439万円位となる
ここまで変動するのはギャンブル以外の何物でもない
逆に当たれば青天井の売買利益を得ることもある

何度も言うようだけど
株というギャンブルはその刺激も持ち合わせているだろう
だから株の世界は栄える

世の中投資という文化は数限りなく存在する
先物取引もそうだし、為替取引やFX取引もそう

アメリカのミュージカルだって
舞台裏は投資の世界だ

競馬と言うレースも
馬主という投資、馬券と言う投資が存在するから
純粋なレース以上に盛り上がる

つまるところサッカーのTOTOもそうかな

宝くじのチャンスセンターも同じく

野球はなぜかトトカルチョやると違反だけど

ということで何が言いたいかというと
いまどちらかというと環境問題の台頭で
衰退を続けている車のレース業界
例えば広告スポンサーもあまり付かなくて困ってるF1とか
を手っ取り早く盛り上げるなら
競馬の世界と全く同じ構造にする手もなくはない

客はレースの勝者を予測して
レース車券を買う
各出場者、F1コンストラクターは個人投資家を募り
自分のマシンに後援者を付ける
レースの勝敗によって個人投資家は
車券収入から高額化された高配当金(賞金)を得ることができる

というふうにギャンブル制を解禁して合法化すれば
例えば日本では純粋なレース以上に大変盛り上がると思う

なんたって日本は世界一のギャンブル大国らしいから笑

正当な活性化の方法なのかどうかはさておき
人気なくなって廃止される位なら
どんな手を使ってでも生き延びることが必要かも

えてしてこういう部分の
合法、非合法の境い目は非常にあいまいだ
例えばコンサートのチケット
人のダフ屋が高額売買すると捕まるけど
PCのヤフオクで価格を釣り上げる分にはなぜかおとがめなし

その程度だから
レースもきちんとギャンブル化の目的
レース産業の存続の理由を説けば
合法側に転がることは想像に難くない

いま何とかF1を盛り上げようとして
抜きつ抜かれつの場面を多く作るため

後続の車両のみ可変リアウイング使えて速くしたりとか

後続の車両のみKERS使えてロケット加速できたりとか

この2つの方法を使って試行錯誤してるけど

ギャンブル化はこれに続くF1版の第3の選択かな笑

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