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2011/04/08

「最高の道場と師範が必要」とは名言なり

木曜は夜けっこう大きな地震あったね
信号待ちの時携帯電話がウイッウイッて鳴ってるのが分かった
その後電柱揺れてた

今月号のベストモータリングはNSX特集だった
「NSXは永遠に不滅なり」

自身とてもほしかった1台
(あれ、過去形になってますけど)
車を操って楽しむ者にとっては
一度は乗ってみたい、通常の車のレイアウトでは有り得ない
「ミッドシップ」という最高の道具
そして最高の運動性能

余談だが私が免許取って初めて買った車はミッドシップだ
ホンダ・アクティ550(おいおい)
えーと・・ほらこの人もアクティ軽トラをミッドシップ2シーターとうたってる
ほんとにリヤ車軸上にエンジンがあるのだ
しかも時代の先を行くエコ2気筒だった(たったの二十数馬力)
アドバンタイプD(10インチ笑)とハヤシ風メッシュアルミを履き
スポーティに決めてた

冗談はさておき
ベスモでは貴重なNSX開発秘話が聞けた
ウィキにも書いてないような今だから話せる当事者

そもそものきっかけはガンさんの一言で始まったこと
(F1出て「市販車はアコードセダンしかありません」じゃ話にならない)
そんなすごいスポーツカーを開発しても仕上げるドライバーがいない
(→ガンさんが買って出た)
レジェンドで走ったらねじれてサイドウインドウがバカンと開いてしまった
世界一過酷なニュルという道場で仕上げることが命題
開発中に並のOHCから3リッターV-TECに変更を進言したこと、等々

つまるところ、本物のスポーツカーというのは
いくら車を作る工学的技術があってもそれだけじゃ成立しません
その道具の能力をフルに発揮し仕上げるテスターがいないと
車に関して飛び抜けた運動神経を持ち合わせたドライバーがいて
初めて最高のパフォーマンスを確立できる
これがおいそれと新興国でスポーツカーを作れない理由
ファミリーカーだったらすぐにでも形だけ作れるけどね

まあこれもいつかは自動車の自動運転能力が人間に追い付いたり
さらには人間の運転を凌駕する日がくるのかもしれない
チェスとかだっていま名人よりスパコンの方が勝つものね

もう華麗に無駄なく車自身が走るようになって、逆に
「うえっまだ人間が運転しなきゃならない車に乗ってるの、危なっかしい」
なんて言われる日がくるのだろうか

ナビ画面に表示されるかっこいい韓流スター風の擬人化したキャラが
「私が最高の運転であなたを目的地までお連れします」なんて
車自身にスイスイ走られた日にゃ
「もう私のリアル彼の運転なんか危なっかしくて乗ってられないわ、
 そもそもファミリーカーしか運転できないし」
なんて言われちゃうのだろうか・・

それはさておき、私のミッドシップの運動道具は
予算的にNSXは断念し、AZ-1に落ち着きました
たかが軽だけど・・小さい分切れ味はNSXより鋭いかも
(高速でぜっったい誰もどいてくれません)

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