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2011/01/27

液体はグレー

自家用車のエネルギーにおいて、ガソリンと電気の違いは
ガソリンは自分で作ることはできないが
電気は自分で作ることもできる
太陽電池がそうだ

これだけ電気社会になったら
太陽電池じゃショボくて心細いので
もしかすると自家発電システムが普及するかもしれないね

例えば石油の需要が少なくなって石油価格暴落した時は
石油を燃やしたミニ火力発電システム
(本来の環境対策から考えると本末転倒だが)

先週号の日経ビジネスにも特集載ってたけど
日本は地熱が豊富だからミニ地熱発電とか
変な話自分の土地の真下はずっと自分のもんだから
(地球の裏側まで?笑)
そっから熱取る分にはタダ

同じ理由で自分の土地から地下水を汲み上げるのは
一応OKなんだ
ウィキの地下水の公水論と私水論を読むと
まだはっきりせずグレーな面はあるが
企業は節約して地下水を使い出してる↓

これがまたお湯になると
なぜか権利が発生するんだけど笑
でもこれも裁判をもってしてもはっきり判定できず
グレーゾーンとなってるようだ

そんな中、電気は一方的に
日本の電力会社の専売となっていて(ほぼ)
家で発電したら売電もできるよとは言ってるが
買取り先はあくまで電力会社のみ
まるで独禁法に抵触しそうなことを行ってる

しかも買い取るのは自然エネルギーによる電力のみらしくて
ここに書いてありました、すみませんリンク↓

さらにその買取り負担を
一般の電気契約者に上乗せして徴収するという暴挙に
まさにやりたい放題
電気を大量に使う鉄鋼会社の電気炉などは
電気代負担が大変なことになるそうだ

ガソリンスタンド自身が給電機設置しても
電気自体は顧客に売電するのは禁止だし
(もし売れても二束三文だけど)

そもそも電気自動車って
高速道路の長距離走行を想定するとだよ
例えば東京から500km離れた大阪行くとか
高速道路は移動距離すぐ進んじゃうから
1時間で100kmとか進んじゃうでしょ

リーフのMAX航続距離が200km
実質少し差し引いてそれ以下だし
高速充電(30分)だと80%しか充電できないし
高速道路は電欠で止まると大変なことなるから
早めにSAで充電するから
実質120km位しか走れないでしょ
120kmなんて1時間10分位の話でしょ
1時間10分走って、30分の充電
また1時間10分走って、30分の充電
またまた・・って頻度、やってられなくねえ?

そうやって考えるとさ
いま電気自動車に押されて日の目を見ない
燃料電池車の方が、よくねえ?

燃料電池車ホンダFCXクラリティの主要諸元↓
カタログ値620kmも走るから
実質普通のガソリン車と同じ位距離走るんじゃないの
タンク容量171リッターもあるけど
どうやらガソリン入れるのと同じ位の速さで注入できるようなので
数百km走って171リッターで10分位で満タンできそうだし
電気自動車に比べりゃ全然頻度も時間も少ない

燃料電池車も電気自動車と言えば電気自動車だけど
電気そのものを売ってるわけではなく
「水素売ってんだ」ということで
売電でなく液体のグレーマジック使えて笑
ガソリンスタンドも売ることができて商売なるし
・・燃料電池車の方がいいんじゃないの?

難点を挙げるとすれば
どうやら水素の価格は実質ガソリンで走るのと
同じ位かかるみたいだから
お財布のエコにはならない
環境のエコにはなる

個人的には1時間ちょいごとの30分充電考えたら
金払ってでも燃料電池車の方にするんじゃないかと思うが・・
(バイク乗りは渋滞並ぶのも嫌だしせっかち笑)

果たして燃料電池車復活することはあるのか
それとも消え去るのか

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