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2010/01/06

電気自動車の真相

GTR125
3~4万km振りにWローラーとベルトと
エアクリエレメント換えたら
すんげえ調子良くなった..

変速スムーズだし(Wローラーが真円になったから)
出足とか登り坂とか明らかにパワー出て速いし
(エレメントきれいだから)
少しハイギヤードになったかな
(Wローラーの直径が大きくなったから)
上も伸びるようになった

ちゃんとメンテしてないとだめなんだね~
(ずぼらだからつい..)

最近ちまたでチヤホヤされてる電気自動車ですが
今回あえて電気自動車のために負の面を話そう

まずはハイブリッド車
えてしてプリウス乗れば
燃費良くて絶対得すると安易に思いがちですが
よく考えてみよう

プリウスはモーターやバッテリー付いてる分
普通のガソリン車より高い

だいたいそうだな同じクラスの比較で
プリウスのS、220万円
アリオンのA18、190万円
・・その差30万円とみよう
まあ実際その位の機構は積んでるわな

プリウスで得するためには
まずは燃費の良さで
この30万円を回収しなければなりません

プリウスの実効燃費
私の乗ってた旧型がリッター20km切ったことはなかったので
新型で平均燃費リッター22kmとしよう

私の場合、判で押したように
1stカーの年間走行距離は6,000kmなので
リッター22kmだと年間約270リッター使います

余談)プリウスはガス満45リッターで1,000km近く走るので
年間6回しかガソリン入れないんだな・・ふた月に1回(^ ^;)

アリオンの場合・・
最近はハイブリッドでなくても結構燃費いいんだ
勤め先の営業車でアリオン何台かあるのでたまに乗りますが
よく走るし、燃費もリッター12kmは走る
年間6,000kmだと年間500リッター使う勘定

するとプリウスとの差・・年間230リッターの差
ガソリン1リッター120円として、年間27,600円の差

そろそろお気付きだと思いますが
この差だと10年乗っても27万6千円の差です
元の30万円を回収できません

まあ税制優遇の差は少しあるかもしれないけど
車の純粋な性能差で考えると約10年6万km乗って
やっと回収できるかどうかという損益分岐点です
得するには更に乗らないとならない

その頃には逆にニッケル水素バッテリーへたって
燃費悪くなったり、へたすると高価なバッテリー交換が
待ってるかもしれません

年間1.2万km走る人で、5年6万km乗って
やっと5年で損益分岐点が来る勘定かな
6万km以上の車になってやっと利益回収できる段階に
なるかなといったところ

このような点はあまりちまたで話されないんだよね(^ ^;)
知った上で、そうはいっても排ガスがきれいとか
環境奉仕の精神みたいのがないと
満足感は得られないと思います

次に完全な電気自動車
これは実際普及した時のことを考えると
やっぱり一番ネックとなるのは
「充電時間」だろうと思う

ガソリンみたく入れてハイ終わり、という訳にはいかない
電気スタンドでの占有時間は数倍以上長いものとなるだろう
急速充電で約20~30分?
回転率が悪いとスタンド側は儲かりません

こないだたまたま料理の商売にちと詳しい人と話したら
パスタ屋というのはなかなか儲からないそうだ
客が長居するから(^ ^;)
ラーメン店のように回転よくないし
高級レストランのように単価高いわけでもないし

その回転率の悪さと同じような影響が出るかもしれない
ましてや電気入れる方は長居したくないのにするという不満もある

またハイブリッド車のように初期投資が非常に高いのもネック

まだ現実にブチ当たってないからいい面しかクローズアップ
されてないけど、それなりに克服しないとならない面も
見え隠れしてる気がする

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