2018/03/21

Ninja H2の吸気温度を、ボイルシャルルの法則で考察する

今朝はシグナスX、信号待ちで66,666km撮影成功笑
まだまだこれからですよ、目指せ原付10万km! 

帰りは9.2度だけど寒く感じる

水曜は山沿いで雪になるとかならないとか

雨模様の寒い祝日になりそうですね

そういえばモトGP始まりましたね
今年は日本人ライダーの中上選手が参戦です! 

何気に各クラスに日本人が多数参戦してます!

カタールGPはナイトレースできれいですね

夜走る珍しい一戦

ザルコ選手すごい、ワークスでないのにポールポジション!

ワークス選手もタジタジですが

でもそこはワークス選手の方があせらずタイヤも温存し
最後には結局ワークス選手が勝つんだよね

最後のドヴィツィオーゾ選手とマルケス選手の戦いはすごかった

私の走りとは大違いだね!(当たり前だ^^;)

最後の最後、ゴール寸前までドッグファイトでした!
今年も我々を楽しませてくれます!

さておとといの袖ヶ浦フォレストレースウェイ走行会では、この季節は水温はまあ平気のため
水温計は表示せず、過給後の吸気温度計を表示してました
(いっぺんに両方は表示できない^^;)

結果、吸気温度はさほど上がりませんでした
燃費リッター14km走る走りだったし
(ツーリングしてるのか^^;) 

でもやっぱり一番吸気温度が上がるのは
ストレート加速終えた後
今回は最高74度まで上がりました
外気温は3月の陽気でまあ15度位だったかな
それが過給されて74度位になるんですね

ちなみに昨年11月の筑波サーキットでは
バックストレートで結構アクセル開けるので
吸気温度は94度まで上がりました
夏場の富士だときっと吸気温度100度とか超えるんだろうな・・
(夏場は恐いので水温計表示です笑)

スーパーチャージャーの吸気温度はなぜ上がるかというと
(ちょっと気体について勉強してみた笑)

ボイルシャルルの法則」で
気体は圧力をかけると温度が比例して上昇するんだね

このミクニさんのグラフが分かりやすいです↓
www.mikuni-group.co.jp/compressor/compression.html
で「断熱圧縮」だと純粋に上がる温度は
通常の1気圧に相対ブースト1.0kgをかけて2気圧となった場合
上の図のグラフから
最初20度の空気は約80度まで上がるんですね

なんとなく上がる温度合ってるよね笑

まあこれは断熱圧縮なので
ペットボトルに空気を2気圧入れてもアチチッとはなりませんが
(数度上昇するだけだそうです)
熱が筐体にすぐ伝搬して冷めるそうです

タイヤに空気を3.0kg入れてもさほど高温にはなりません
まあ入れて圧縮するのは一瞬だけだし
すぐ熱が伝搬するので冷めますが

定常的、過渡的にずーっと過給をかけ続けるスーパーチャージャーなどは
圧縮吸気温度の蓄積もすごそうですね

そもそもディーゼルエンジンなどは
圧縮温度で自然着火してる位ですからね笑
http://www.kuruma777.com/info001.html

圧縮比15~とかのディーゼルエンジンは
圧縮温度が300度位になるそうです
そこに燃料を吹いて自然着火
点火プラグはありません

理論上は断熱圧縮で20倍圧縮したら空気温度は720度まで上昇するそうですが
http://www.klchem.co.jp/blog/2011/10/post_1574.php

まあディーゼルエンジンも熱が伝搬して300度位になるのでしょう

Ninja H2も高い吸気温度がさらにピストンで圧縮されて
高温になってるのでしょうね笑
あまり高温になるとガソリンでも自然着火してノッキング出るので注意

逆にボイルシャルルは気体が断熱膨張する(圧力が下がる)時は
温度も比例して下がるんだけどね

その原理を使ったのが冷蔵庫やエアコンだけど

バイクでもその影響がありますね
「キャブのアイシング現象」
私のGTR125(キャブ車)が冬場そうだった笑
http://www.blueskyfuji.jp/0-old/carb/carb-heater.html

エンジンに吸われて負圧(マイナス圧)となるキャブ周辺部は
外気温より5度位マイナスとなり
キャブのスロットルやニードルあたりが結露で凍ってふさがっちゃいます笑
アクセルをあまり開けないアイドリングなどが効かなくなり
走れなくなるんだな笑

ええもう台湾仕様のGTR125に自分でキャブヒーター付けましたよ笑
(南国の台湾では必要のない装備笑)
これでアイシングとはおさらばしました~

エンジンも膨張行程で温度が下がりそうなもんですが
そこは今度はガソリンが燃えているので笑
火で温度が上がってるんですね^^;)

ちなみにスーパーチャージャーの羽根車のことを
「タービン」と言うのは、厳密には間違ってるそうです
(H口さんが教えてくれました!)

タービンとは流体エネルギーを機械エネルギーに変えるもの、なので

排気圧力を利用する「ターボ車」しか使っちゃだめなんですね笑

なのでカワサキもスーパーチャージャーのことは
「インペラー」もしくは「コンプレッサーユニット」と呼んでます
へえ~笑

そして排気温度は、スーパーチャージャー車は
ものすごく上がることが分かった笑

まだ間に排気タービンがあるターボ車の方が
その熱を運動エネルギーに換えるので排気温が下がりそうですが

スーパーチャージャーは直ですね笑
排気タービン無しで直接出る

少しでも排気温度を下げるための大きなサイレンサーかもしれませんが笑

リプレイスマフラーにすると
リベットやエンブレムやバンドゴムが溶けて
吹っ飛ぶ人が続出しましたねNinja H2笑

チタンマフラーの青い焼き色も飛んで無くなっちゃったり笑

そしてNinja H2オーナーを騒がせたのが
「ウインカーが溶ける事件」笑

リプレイスサイレンサーにすると
漏れなくウインカーが溶けるんです笑

ツーリング先で現地着いたらウインカーが溶けて無くなってたなんて方も笑
排気温度が相当強烈なんでしょうね^^;) 

私は溶ける前にウインカーにグラスウール巻いてました笑

これで何とか平気だったですよ

2本目の汎用サイレンサーにした時は

ウインカーと3cmしかなくてこれはまずいと思った笑
時間の問題^^;)

最終的にウインカーはアクティブのプレートホルダーにして避難しました笑
何の話してたっけ、そうだNinja H2の吸気は熱を持つ、でした!^^;)

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