2018/02/24

原付50ccのバイクがヒットした理由、そして廃れた理由

今朝は気温2.6度で、一発ではエンジンかからなかった
リチウムイオンバッテリー
昨日は2.7度で一発でかかったから
この辺が運命の分かれ目ですね笑 

でも2発目ですぐさまエンジンかかったよ!

もし技術革新で冷間時の始動性も克服したら

今後爆発的に普及するのでしょうかリチウムイオンバッテリー?笑

いま毒味役で私が使ってます!
(スキミング層笑)

さて昔は若者なら誰もが入ってきた原付50ccの世界の

凋落が
https://response.jp/article/2018/02/13/306006.html

激しいです
https://response.jp/article/2016/10/05/283032.html
割に合わなくてあのホンダとヤマハが提携する位ですからね

確かに販売台数を見ても50ccの落ち込みが激しい
www.jama.or.jp/industry/two_wheeled/two_wheeled_2t1.html
いやひょっとすると昔(1980年代)が売れ過ぎだったのかもしれませんが

昔はなぜこんなに50ccが売れたのでしょう?
そして売れなくなっていったのでしょう?

検証、理由)
「原付は、自転車代わりだった」

見ての通り、原付が売れ出したのは
「ラッタッタのロードパル」からですが
手軽そうでしょう

もう今の自転車と見た目あんまり変わらんもんな笑

「オートマ」というのも大きかった
ロードパルの登場で、アクセルをひねるだけで、誰でも自転車より簡単に乗れた

「免許は自動車免許のおまけで付いてくる」のも楽でした

そして「ノーヘル」でもOKでした
まさに自転車代わりと言われるゆえん

TV-CMまで流し
https://www.youtube.com/watch?v=4e5MK4qjuEo

コアなバイク乗り(5%)以外の
大きな「95%のボリュームゾーン」に売ることができました笑

とどめは「パッソル」
いわゆる「スクーター」の登場
「まがたなくてよい」
「スカートのまま足を揃えて乗れる」のが自転車以上で

地球上に半数いる「女性層」に売ることができました笑

大ヒットした原付

私も16歳の時初めて買ったバイクはスカイです(新車で4万円笑)
http://www.honda.co.jp/news/1982/2821122.html
友人と3人で「おじちゃんスカイちょうだ~い!」と
丸富オート本店に行って赤、青、白の3台買いました笑
あの時はすみません小僧の相手してくれて笑

でも売れたがゆえ問題も出てきました

初期の50ccは「リミッターもなく速度が出た」
リード50の初代は70km/h位出ました
http://www.honda.co.jp/news/1983/2830610.html

ジョグ50の初代もそうです
70km/h位出ました

ギヤ付きのRZ50にいたっては90km/h近く出ました
しかもノーヘルで!

当然事故も多くなり(乗ってるのは95%の素人層です^^;)
50ccの規制がはじまります

「そもそも制限速度は30km/h」
取り締まりが厳しくなるや
網にかかる魚のように皆捕まりました

「ヘルメットも義務化(1986年)」
自転車のような手軽さは無くなり
「原付2段階右折(1986年)」というわけの分からん法律もできました

かくして原付は95%の一般顧客も離れ

コアな5%のバイク乗り層からもそっぽ向かれました

マニアは原付二種登録しました笑
これで制限速度30Kも二段階右折もオサラバです

その後50ccは規制緩和もなく
(制限速度は上げた方が安全だと思うけどな^^;)

「排ガス規制」だけ厳しくなり

シンプルだったエンジンは

見るからに複雑になり

昔10万円だったメッキモンキーは今や40万円
50ccは高くて売れず
売れないから車両単価が高くなり・・
の「負のスパイラル」に入った

これが真相ではないでしょうか笑

そもそもは「2スト」で「シンプル」で「速かった」原付
2ストロークエンジンは禁止になりました
全てが後ろ向きになった感はあります

モンキー系も50ccは生産中止になり、125ccに移行しますが

なんだか50ccがなくなるのもさびしいですね
我が青春^^;)

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