2017年3月23日木曜日

日本の2ストビッグや、二輪の負の歴史は、無駄だったか?

まだ春になりきれない日が続きます、ちょい寒

昨日雨の日走ったので、夜な夜な洗います
通勤バイクは汚れては洗っての繰り返し

さて一代で終わった2ストビッグナナハン
その存在は無駄だったのでしょうか?

そもそも2ストビッグ750ccはなぜ無くなったのでしょう?

一つは4気筒の至宝、4ストCB750Fourに人気がかなわなかったかな
CBの重厚なエキゾースト音や清廉さにはかなわなかったかもしれません

二つ目は社会情勢

2ストビッグの登場と前後して世界的なオイルショックが勃発しました
1973~74年頃
当時「トイレットペーパーが無くなる」と日本中が大騒ぎしてるのを
子供心に覚えてます(小学1年頃でした)

これで燃費や環境に悪い2ストビッグは打撃を受けます

そんな社会情勢の影響もあったと思います

オイルショックが来る前は7リッターでホーリーのバカでかい
弁当箱のようなキャブを付けたアメ車がリッター2~3kmで走るのが
当たり前の時代でしたが
社会情勢が一気に変わりました

もしオイルショックが来なかったら
ヤマハもカワサキも
スズキGT750ばりの水冷2ストビッグを出していたかもしれません

幻に終わったこの2台(画像拝借)
http://www.mr-bike.jp/?p=87635

そしてもう一つの社会情勢
「日本の暴走族時代」

1970年代頃、学生運動や東大の安田講堂も荒れてましたが

公道も戦いの場でした

1975年、抗争の歴史

この頃から大型二輪免許は事実上ほぼ取得できなくなります

ナナハン全体に逆風が吹き荒れました

抗争は78年の道交法改正によって(集団暴走の禁止)
沈静化され

やがて平穏な日々が訪れましたが
大型二輪免許の締め付けはその後20年間続きました

このようにバイクに対して負の歴史があったことは確かです

ではそれで日本のバイクは不幸になっていったのでしょうか?

日本は2ストビッグを開発していたおかげで
世界GP選手権では1975年から2ストビッグマシンで世界を席巻します
2ストビッグの開発は無駄では無かった

公道では環境問題や燃費で苦しくとも
速さを競うレースでは関係なかった
日本は思う存分2ストのすごいマシンを開発していきます

この世界的な勝利のおかげで
日本のバイクはビジネス的にも世界の頂点に登り詰めていきます
他国メーカが2ストビッグを開発しなかったのも幸いした

他国は2ストビジネスに対して既に見切りを付けてた感があります

確かに、じゃあGPマシンと同じ500ccの2ストマシンを出したら
それは売れたかというと 

さほど売れはしませんでした(一部のマニアを除く笑)
これらも一代で終わりました
2ストビッグはやはり公道では販売的、性能的に苦しいのです

しかしそれを日本では2スト小排気量のマシンが下支えしました
そう、前述の通り日本では大型二輪免許が取れないゆえ 

大型二輪に迫ろうと、2ストハイパワーの小排気量バイクが大人気を博しました

暴走族問題によって締め付けられた免許の負の歴史が
結果的に日本にとってプラスに働いたのかもしれません
そして2ストのおかげで
日本は世界一のバイク大国になったのかもしれません

もう一つ幸いに働いたのは

普通欧米のレースで東洋人の日本が大勝すると
翌年からレースのレギュレーションで締め出される場合があります
向こうの人にとっては面白くないですもんね

それは大躍進を遂げたホンダのF1ターボ禁止があったり
(ターボ禁止になってもNAで勝ちまくってましたが^^;)

ルマンもマツダのロータリーが優勝したら
次年度からこのマシンでは走れなくなりましたね、確か

そんななか世界GPの日本の2ストが長らく禁止されなかったのは
マシンは日本製でもライダーは欧米人だから
向こうの人も気を悪くしなかったのかもしれません

人が多く見えるバイクは、人によるところが大きいかもしれません
(写真はMr.フレディとケニー)
結果的に「日本人はレースに遅い」負の面が
2ストビッグで長らく続けられた理由かもしれません
(もちろん日本人ライダーにも勝ってもらいたいですが^^)

そうやっていろいろ考えると
たまたまかもしれませんが日本のバイク道は
いい道を走ってこられたのかもしれませんねえ~^^)

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