2014/09/09

ブランド・マーケティングと、ブラインド・マーケティング(造語ロイド)

最近新聞にやけに車の広告入ってくると思ったら
9月の半期決算なんだね

先週バイクの月別販売台数見ても思ったんだけど
9月はともかく、本決算の3月の台数はすごい

車の2013年度の販売台数も月別にグラフにしてみたけど
やっぱり3月の販売台数はすごい

車はおしなべて
インターネット販売もしてなけりゃ(新車)
自社系列のディーラーでしか売ってないので
(ようはディスカウントショップで売ってない)
値崩れが起きにくく、巧妙に価格を維持してるのだけど

決算の時だけは別だね笑
3月にこれだけ急に売れてるんだから
値引きの幅もすごいのでしょう

実際メーカは在庫を抱えて期を繰り越しちゃうと
税金負担とかでも不利になるので
(へたに金目のものを持ってない方がいい)
大物の車は決算処分がすごいよね

もしそれでも在庫が売れなかったら
車業界は奥の手として
売れてなくてもナンバー登録して処分、横流ししちゃいます

そういった「登録済み未使用車」を専門に扱う店もあります
ここに載ってる車、全部未使用車だからね↓

いや、けっこう買う方もこれ得なんだ
登録済みだから諸費用も少ないしね

登録済みだから売れ残れば残るほど
車検残存期間も短くなるので
売る方も早く出るような価格設定にする

つくづく、面白い市場構造だよね

「ヤマハは獲りに来てる!」
決算の節目で考えると
ヤマハは2014年度(4~3月)に新車攻勢に出てる

期初め、2014年4月10日発売のMT-09

半期決算の刺客、2014年8月20日発売のMT-07

追い討ちをかける、2014年9月10日発売のトリシティ125

そしてとどめの、2014年末発売予定のYZF-R25
すまん画像拝借
この4台でホンダをまくる!
ほんとはヤマハの決算期は1~12月なんだよ
それは捨てて、とにかく4~3月に獲る
ホンダの決算報告書に「今期も1位」と書かせない!
そういう意気込みでしょうか!?

話は変わり
一般的な「ビジネスの世界」に身を置くと
とにかく「人に知らしめる」ことが最善の策と考える
いわゆるブランド・マーケティングのように
世に広める活動を行う

が、「趣味の世界」は必ずしもそうではないことに気付く
それは人によっては、世間に知られずに
大事にしたい趣味があったりする

以前読んだニュースで
初音ミクの紅白出場説に対するファンの反応があって
出場を喜ぶどころか
一般の人に見せてもどん引きされるだけ、空気が凍り付くだけ
と出場に必ずしも賛成ではない意見も散見された

これ、人の趣味ってのは難しいねえ

本来車バイク関係の趣味(改造、カスタム)というのも
どちらかというとアンダーグラウンドな世界が多い面もあるので
あまり公開すべきではない、という見方もあるかもしれません

昨日のブログの痛車紹介は
一般的なレスポンスニュースに開催案内が載っていたことなどから
クローズではないと判断しましたが
趣味の世界は気を付けた方がいいね

人に知らしめずに、その世界を育てていく
「ブランド・マーケティング」の反対の
「ブラインド・マーケティング」とでも名付けようか

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