2014/07/04

車の世界の「変わらないのがいい」

ひさびさ月刊のバイク誌を買ったのだけど
ヤングマシン

その中で意外だった記事は
サーキットで生粋のレーサーYZF-R1と
おっさんバイクの(失礼)XT1200スーパーテネレの対決

な、なんとサーキットでスーパーテネレが勝ってしまった!
なにこのおっさんバイク(大変失礼)速いの!?

まあ確かにテネレの方は昔2スト500ccレーサー乗ってた
ベテランライダーで
YZF-R1は草レース程度のサーキット走行経験者の方らしいけど
それにしてもサーキットの申し子YZF-R1に勝つとは・・

映像はこれだそう↓
http://www.youtube.com/watch?v=LCUT1Jp06BU#t=170
すっげえテネレ、ブレーキングドリフトしまくり

テネレでも腕があれば速いのかあ
いやちょっと気になってるんだ、こういう
オンとオフ兼用のデュアルパーパスバイクも
長距離ツーリングにはもってこいだね

さて世の中ちょっと景気が上向いてます
すき家などは人手不足で営業ができないという
異常事態に
私の愛用してたすき家もずっと閉まったままだ

まあたぶんにして投資家の金が日本に動いてるんだろうけど
近隣諸国の伸びが頭打ちになったので今度は日本と
浮き沈みを作って差益を得ないと商売にならないからね
景気は生き物の息吹のように膨らんだり縮んだりします

人手不足になると人が集まらない→募集給与を高くする
→すると既存社員の給料よりもそれが高いのもおかしいので
既存社員の給料も上げる→所得水準が上がり購買意欲が
盛んになる→高い物を買って好景気に拍車がかかる
といったサイクルが始まります

そうなると車の世界はどうなるか

個人的にはまた大きな車が売れるようになるんじゃないか
軽自動車の伸びはここで鈍化するんじゃないかなあ
と思っている

グラフにすると
トヨタの自動車総販売台数と
日本の軽自動車総販売台数がちょうど同じ規模の台数で
比較にもってこいなんだけど

見事に好景気の時は(70~80年代)
トヨタ(大きな車)の方が台数が多くて
バブル崩壊以後の90~2000年代の平成不況になると
軽自動車の方が逆転して多くなっていく

でも今後、2014年以降は
ひょっとするとまたトヨタの大きな車の台数が逆転して
多くなっていくんじゃないか?

このように市場は大きなうねりのように変わっていくのに
ブレずに変わらず20~30年間とか長く持続してる車は
すごいと思う

マツダ・ロードスター
http://response.jp/article/2014/07/03/226845.html
1989年の登場かな、から25年間
コンセプトを変えずに長く生産が続いてます
こんなスポーツカーみたいな売れない車
すぐ消えてなくなったっておかしくないのにね

もう一つすごいのが
CARトップの

筑波サーキットアタックシリーズ

これが長い間、定点観測で非常に分かりやすい
その車の本当の性能を知ることができる 

この自動車雑誌の研究本によると

CARトップはおよそ30年前からずっとこの筑波サーキット計測を行っていて
場所も変えず、なんとドライバーもずっと清水和夫氏とのことです
ヤングマシンのようにドライバーの差も出ない
真の比較になります

そのサーキットを30年間何の変更もなくコースを維持した
筑波サーキットもすごいね

サーキットは潰れたサーキットや、改修して全く違うコースになった
(富士スピードウエイ)など、そういう話は当たり前です

「変わらないのがいい」
そんな世界もあります

0 件のコメント:

コメントを投稿