2014/01/10

国内バイク史上、40年来の悲願

今日はある業界団体の賀詞交歓会だった
みんなで1年間頑張ろう~と祈念します

国内の自動二輪の歴史を振り返ってみると
それは常に「規制」との戦いだった

・750cc(ナナハン)の制限(1973~1990)
国内の大型バイクは、メーカ同士で示し合わせたように
逆カルテルのような排気量の上限値を設けた
カワサキの輸出車Z1(900cc)は、Z2(750)に排気量ダウンして
国内発売された

・大型二輪免許の規制(1975~1996)
400ccを超える大型バイクは
合格率数%の限定解除免許が必要となり
試験場に受かるまで20数回通うのもザラだった

・各排気量の馬力上限を設定(1984頃~)
GSX400R、FZ400Rが実測200km/hを達成するようになった頃から
馬力上限が設けられた
 250cc 45PS
 400cc 59PS
 750cc 77PS
のちに規制値はもっと引き下げられた

・ついに国内750cc制限解禁しつつも、馬力規制(1990)
輸出専用車のV-MAXが待望の国内正規仕様として発売された
ただし馬力はV-boostシステムを外され
145PSから100PSにパワーダウンされた
以後国内の750cc制限解禁車は常に馬力規制された

写真は逆輸入車のフルパワーV-MAX

・世界は実測300km/h時代に突入しつつも国内は販売禁止(1999)
ハヤブサZX-12Rで築いたその世界は
国内ではもちろんご法度とされた
以後誰もが国内で発売されることはないと信じていた
世界でも2001年から300km/hリミッター規制が敷かれた

写真は逆輸入車のフルパワーZX-12R初期型(2000)

そして今日、エポックメイキングなことに
ハヤブサがフルパワー197PSのまま国内発売されることが
発表された

2013年11月東京モーターショーでのハヤブサ(輸出車)

197PSのまま発売することは、国土交通省の英断であり
国内二輪の歴史上40年来の規制開放を意味する

四輪の世界ではリミットのない車を開発させることで
世界で戦える自動車メーカに成長させた
GTR Nismo 600PS

時代は変わったねえ
これも交通安全が行き届いたから踏み切ったんだと思うけど
いずれも安全運転で楽しみたいね

まあもちろんハヤブサもフルパワーと言っても
国内は180km/hリミッターが付くと思うけど
その実力は半分程度しか生かせないかもしれないけど
国内の制限速度はもっと下です
他の車が遅い以上、その速度差は危険です

いや、でもこの国内保証付の正規ハヤブサ、いいよ
価格も156万円なのでふっかけてない
一度この世界最高のパフォーマンスを味わっておくとよいかもね
バイクならそれがかなう
まさに庶民の味方

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