2013/11/20

S660のホットモデルは「RS660」

今週末から東京モーターショーだね
実はチケット買っちゃった
金曜夜、1万人限定のプレビュー・ナイトとかいうやつ

ちょっとすいてそうだよね
あまりにも混んでて
好きな写真撮ろうにも撮れなかったら悲惨だからね

本も買って下調べ

表紙から巻頭から、ホンダS660が話題一番人気です
実際売れるかどうか分からないけど
また20年前のAZ-1のように冷やかしで終わるかもしれないけど笑
まあでもワクワクするね

またこれも売れるかどうか分からない
話題先行の飛び道具系、KTM X-BOW
極限のライトウエイト・スポーツ

KTMというメーカは
バイク乗ってる人じゃないと知らないかもしれないけど
オフロードバイクで世界一有名なオーストラリアのバイクメーカです
ダカールラリー二輪部門優勝の常連
つまり、二輪メーカが作った四輪だ

これが実は珍しい
二輪と四輪両方作ってるメーカが

もともと車作ってるメーカが存在する国も
バイク作ってるメーカが存在する国も
世界広しと言えど、実は少ないのだが
それぞれ世界200ヶ国中、10~15ヶ国程度

さらにその両方作ってるメーカとなると、世界に
1.ホンダ(日本)
2.スズキ(日本)
3.BMW(ドイツ)
4.KTM(オーストラリア)
5.ヤマハ(日本) ※トヨタの車等を作ってます

位しかない
世界でわずか3ヶ国、5メーカ
うち3メーカが日本
これが日本の強み以外の何者でもない
自動車生産で世界一、二輪生産で世界一
そして二輪四輪合同メーカで世界一

自動車レース最高峰のF1と
二輪レース最高峰のmotoGPの両方を制覇したメーカは
ホンダしかいない
あのアウディやポルシェだってかなわないのだ

この強みを、モーターショーに出るS660で生かせないだろうか

「四輪と二輪の共同開発」
コンセプト的にもう二輪と四輪のあいのこみたいな車を作る
他国のメーカにできない、ね
バイクのような操作する楽しさ
四輪なら小さければ小さいほど機敏な動きになって
バイクの操作性に近くなるはずだ
S660はもってこい

名称も思い切ってバイクのような
ライディング・スポーツ660(RS660)にしても構わない
このコンセプトは難攻不落の欧州でも通用するはずだ
向こうは往年のバックヤード・ビルダーによる
ライトウエイト・スポーツ文化が根付いてるし
日本製のスポーツバイクも好きだ

「原点回帰」
復刻したS360が実はそのコンセプトに近い
四連キャブレターや一部チェーン駆動がまさしく二輪の文化だ
まあ当時は狙って二輪四輪共同コンセプトにしたわけでなく
もともとホンダは二輪専業メーカだったので
二輪ぽい車しか作れなかったのだが
今度は違う、狙って、だ

「二輪ベースのエンジンを使用」
二輪と四輪の大きな違いは「許容回転数」
600ccのNAで120PS出るGSX-R600等のエンジンは
レッドゾーンがなんと16,000rpmから
四輪の通常のエンジンはせいぜい回ったとしても
8,000rpm程度が関の山
ここにもし16,000rpm回るエンジンの車があったら
世界で大きなアドバンテージになるだろう

軽トラにGSX-R600のエンジン積んじゃった例

もしカプチーノに隼のエンジン積んだら、このアドレナリン

ただし二輪の高回転型エンジンは
軽量な二輪の車体向けに作られていて
重たい四輪に積むと低速トルクが苦しくなる

しかしそこはくしくもホンダはスポーツターボ参入を本日表明した
低速トルクは昨今の優れた低回転から最大トルクを発生する
ターボ技術に任せればいい
高回転は16,000rpmに任せて

これも昔の絶滅したターボバイクの時代とは違う
昔はターボラグの嵐だったが、時代は変わった
まあ私は当時のターボバイクが絶滅したのは
ターボラグのせいではなく、2ストの存在があったからだと思っているが
(当時は世界GP500ccをはじめ、2スト全盛の時代)
今はくしくも2ストの存在はない
2ストが絶滅させられた

推測だが、スズキも600ccのターボバイクを今回のモーターショーで出して
四輪への転用を考えてるフシがある笑
心なしかミッションを強化しているようにも見えるし・・
重たい四輪を動かす時を想定して、ね

とまあ、もし
「F1のような16,000rpm回る、ニュル8分切りを狙える
 超ミッドシップ・ライトウエイト・ダウンサイジングターボ・スポーツがある」
となれば、アウエーの欧州でだって相当の人気を博するはずだ!

あーなんだか一人で盛り上がってきたぞー笑

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