2012/06/05

善意を卒業し、世界へ

最近仕事が忙しいが
やればやっただけ自分の勉強にもなるというか
こんな私がやった仕事でもちょっとは人の役に立ってるのかな
と思うと、そんなに苦でもない
まあ仕事があるだけ恩の字ですよ最近は・・

ハイブリッドカーやエコカーは
善意の上に成り立っていると思う
燃費はいいけど、じゃあそれで元を取れるのかというと
ハイブリッド車の30万円高をガソリン節約代で回収しよう
とすると、とても長い年月を要す
ていうか回収できないかも

そこはメーカもトータル収支は言わない
都合の悪いことは言わないのだ
まるで決算報告書の当期利益を算出しないようなものだ

得ではないことは購入する側も薄々分かってはいるけれども
だけどエコカーを購入するよね
それは自分の得にはならなくとも、環境に優しいという
善意の賜物だと思う

これがもしとても速いバイクを買いたくて
高い金出して買ったはいいけど
実際乗ったら実は遅かった
でもそれは仕方のないことだ・・では済まされないよね
モーレツに怒られる
この世界は善意が働かないからだ

この構図は、太陽光発電住宅もそうだと思うし
(トータル収支で利益出すには10年、20年先の話となったり)

地震のがれきの受け入れでもそう

みんな善意があるから成り立つんだ

もし善意ではなくて、ハイブリッド車や電気自動車が
国の補助もなくて、トータル収支をのっけからグーンと
獲得できる自立した車にするのなら
車両価格をうんと安くするしかない
具体的にはバッテリーを格安に作ること
それを実現するには新興国生産しかないかも

そう、実はハイブリッドカーこそ
技術的に先進国で生産するのではなく
マーケティング的に新興国で生産すべきなのかもしれない

そんな中ホンダは異色のハイブリッドカー戦略を進めている
マニュアル・トランスミッションでのハイブリッドカーだ
ハイブリッドスポーツのCR-Z 6MTに続き
コンパクトスポーツのフィット・ハイブリッド・RS 6MTも出た
これは世界で唯一かも

なにあれマニュアルでハイブリッドカーだと
発進クラッチヘタクソでプスンとエンストした時
自動的に復活してくれるの?笑

わざわざそこにハイブリッドカーの6MTを出すのがすごい

でもこれはもしかすると世界戦略でこれらを欧州に持っていくと
ホンダのマニュアル・ハイブリッドが
ドンピシャハマるかもしれない

実はこのハイブリッドカーも、世界で勝負した方がいい車
なのかもしれない

2 件のコメント:

  1. ホンダはきっと何を求められているか、知っているんじゃないのかな。
    だって、トヨタじゃないんだから。

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  2. お、車もホンダ派ですね笑
    ハイブリッドカーはトヨタとホンダの2強に絞られましたね。

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